凸凹兄妹の母のブログ

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適性検査模試の成績まとめ 2021年度受検(リライト)

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こんにちは。

私がブログを書き始めて、もうすぐ一年になります。

昨年のこの頃は、息子も都立受検に向けて塾に通いはじめて丁度1年経ったところ。

模試の結果はまだあまり実感が伴わず、終わってみれば、結果への受け止め方も違ったものになります。

 

都立受検において、適性検査型模試は、本番での結果を必ずしも占える物ではありません。

ただ、自分の得意不得意を発見する手立てとして、解き直しは少なくとも3回はやるべきです。

苦手分野を洗い出すために使いましょう。その辺りを塾がやってくれる場合もありますが、少なくとも息子が通っていた塾ではそれはありませんでした。。無ければそれは、親の役目、と言う訳です。

正直これは足りなかったと思います。

息子は特に模試は好きな方だったため、かなりバリエーション広く受けております。

結果は、合格可能性と不合格可能性が五分のライン。妥当なセンです。

(結果は不合格ではありましたが)。

この記事は2020年の11月に書いたものを加筆変更加えた記事になります。

適性検査模試の全結果

息子の適性検査模試の全結果についてです。

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模試成績



Excelでまとめたものを掲載致します。%や受検者数など、概数にしてます(%以内とご理解下さい)。それから、自宅受験ありの模試は、自宅と記載しました。

公中検模試の6年生は、適性Ⅰは配点60点ですので、平均は100点換算で出しました。

受験した年月の順に並べます。

 

表の中の数値は概数になりますが

表の下の数値は、実際の結果からの平均値になります。

息子の模試結果の平均値

模試全体の平均として
上位11.1% 男女上位14.3% 志望校上位20.4%
が息子の6年9月以降の模試の平均値でした。
(男女別・志望校別の結果の無い模試もあります。)
偏差値が出ない模試(早稲進・臨海セミナー)もありますが
出るものだけだと、最低50.3最高74平均62.1が結果です。

 


ちなみに小石川オープン模試も受けていますが、小石川は受検しません。

学校公開に行って、一時期は憧れていたのですが、とにかくあの過去問はやりたくないと。計算が苦手なので、適Ⅱのあの桁数の多い計算がもう苦痛でしょうがありませんでした。

 

そもそも、苦手を乗り越えてでも行きたい!と言う強い意志が無いと、無理です。


あの頭から湯気が出るような問題に向き合っている受検生の皆様は、本当にスゴいと思います。 (どこの学校の適性検査の問題でもそうですが😅)

模試の結果はあてになるのか

模試で上位を取っていたのに落ちてしまったり、はたまた模試では合格圏に届いていなかったのに、合格を勝ち得た話など、色々聞きます。息子が通っている塾の先生からは、模試で1位を取った事があって落ちた生徒の例も聞いております。

(ちなみに息子も、5位以内を複数回、うち1位を2回ほど取っています、が落ちました。。。成績は安定が大事ですね。)

倍率から考えると、例えば5倍で男子80名募集だと、400人が検査を受ける訳です。


適性検査は、2回検査が行われれば、半分は入れ替わる、と言いますよね。

実際合格の可能性が高いのは、倍率5倍であれば、上位20%では無くて、定員の半分の40人まで。つまり、10%以内だと思います。しかも複数の模試(出来れば学校別で)10%以内が取れれば合格に限りなく近いと思います。

特に直前期3ヶ月の結果が重要だと思われます。

 

もちろん、上位であるほど合格の可能性が高いのは当たり前なのですが、入れ替わる可能性があるのは、11~30%と考えます。

逆に言えば、合格圏に届いていなくても、可能性はある、という事でしょう。

皆様の志望校の例年の倍率と照らし合わせて考えてみると、合格可能性の特に高い上位◯%が出てくるのでは無いでしょうか?

繰り上げは男女関係無し

また、男女別枠の募集ではありますが、繰り上げでは、男女が戦うことになります。内申など女子には到底かないません。

都立中の場合、実際合格ラインも女子が高めの傾向です。

女子の成績は早い時期から安定

模試の結果も、初期の頃は男子だけの結果の方がいくらか上位になることを考えると、やはり女子は早いうちから自覚してコツコツ勉強しているのだな、と改めて感じていました。実際公中検の得点分布を見てみますと、初期(小5)の成績上位は女子の方が人数が多かったです。

女子は早熟なので、作文なども得点を得やすいです。

女子が中受までに巻き返すのは、相当の努力が必要かも知れないな、と個人的に思います。

男子は直前の巻き返しあり

小6の夏以降の模試では男女の結果の差が無くなりつつありますので、後半にかけて男子も本気度が増してきているようです。

 

女子のボーダーは高め(繰り上げは女子が多い)

多数の塾の保護者会で聞きましたが、やはりボーダーは女子の方が高め、と言う学校の方が多いようです。

内申貧乏な我が家の男子は、ボーダーでは危険ですので、計算で割り出した合格可能性の最も高い上位◯%を目標にしていました。

 

また、出来るだけ複数の模試を受けて、自分の立ち位置を確認する方が安心感があります。

模試の平均点からある程度の難易度がわかる

データを見て頂くと、それぞれの模試の1科平均点が書いてありますが、こちらはその時期その模試を受けた子供達にとっての【難易度】になります。適Ⅲまで入ると、平均が少し低くなる傾向です。

塾内模試における難易度は、あくまでその塾生のレベルにも左右されます。問題には塾のカラーも出ます。内部生と外部生の平均を比べると、内部生の方が高く出るのでは無いでしょうか。

6年模試の平均点(2021年度版)

1番下の数字は、それぞれの『平均値』となります。
参考までに、6年生模試の平均点も
こちらに記載致します。
適性Ⅰ 53.7点
適性Ⅱ 40.9点
適性Ⅲ 38.3点
適Ⅲは難しい、ということがわかります。

ただ、難関私立中対策をしてきた子達にとっては、適Ⅲは比較的取りやすいようです(実際受検した私立難関合格した子は話していました。)
また、作文も正しい対策を重ねれば、比較的点数が取りやすいようです。


こちらの数字と合わせてご確認頂くと
各模試の難易度が分かりやすいかも知れません。

作文の採点基準は一定では無い

作文は、採点基準に沿っている、とはいっても、採点者に左右される部分はある思います。ですので、色々な模試を受けて、色んな先生の採点を受ける、と言う機会も貴重ですよね。
作文採点の厳しさは、塾によって違います。

やはり適性対策を謳う塾の添削は、それなりに採点基準を把握しているようです(特に答案再現などをさせるところは、失点のポイントなども把握しています)。

模試を受ける事で塾指導の得意分野が分かる

塾主催の模試を受けると、当然塾生も受けますので、息子の出来と全体平均の差によってどの分野の指導が得意なのか分かる気がしました。

上位校は適性検査模試を受験しないで受ける子も一定数いる

模試の結果がある程度あてになるのは、上位校をのぞいて、と付け加えます。
私立難関校との併願校になる都立中の場合、適性検査模試をほぼ受験しないで挑む子が一定数います(受けても1~2回)。
ですので、それを加味して考えましょう。

それと偏差値上位校を目指す生徒は、模試でも上位にかたまりますので、特に学校別や受験者層で、順位も大きく変わります(学校別順位の出る模試で確認してみて下さい)。

模試を活用しよう

模試がムダとは思いません。
役割は
場慣れ、苦手分野の確認、問題を解く時間配分の確認
そして、ある程度の自分の立ち位置の確認
です。

一番大切なのは、苦手を残さない事になります。記述の不足や、伝わりにくい記述は徹底的に改善しましょう。
記述の採点は本番が一番厳しいと考えておいた方が良いです(びっくりするほど減点されます)。

その他、模試についての記事になります。👇
kekosmile.hatenablog.com
kekosmile.hatenablog.com