こんばんは😌
塾模試以外の模試についてのお話をします。
適性検査タイプの代表的な模試について
『公中検』と『首都圏模試』があります。他にもあるのかも知れませんが、我が家で受けたのはこの2つ。
どちらも5年生から4回受験しています。
塾模試では無いこの2つは、より偏りの無い公正な結果が出ると思います。
まずは『公中検』について
対象受験者
こちらは、全国の公立中高一貫の受検生が対象になっていますが、6年生はテストタイプが細かく分かれていて、うちは「東京版3科」で受験しました。
志望校別の順位も出ます。
2021年度受検の会場受験について
元々自宅でも受けられる模試ですが、この年度は、コロナの影響で首都圏の会場受験はほぼ中止になってしまいました。12月の最後の模試だけは会場受験の設定がありましたが、気付いた時には既に締め切られておりました。
息子は6年の10,11月と自塾での受験になりましたが、自宅受験生が入ると、多少順位や偏差値の正確性は劣ると思います。
難易度
問題は、適Ⅱ,Ⅲは難易度のばらつきが大きく、正答率0.5%の捨て問(?!)~84.1%のサービス問題まで。ここまで難易度にばらつきのある模試はなかなか無いと思います。
本番で問題を取捨選択する能力も問われているようです。
4回受けた模試の成績推移になります。
判定は5年からA→A→B→B
5年生の難易度
5年時に受験した2回とも、上位に入っておりますが、学力レベルもそこまで高くは無かったので、この時期は全国標準2科であったことと、問題の取捨選択の結果だと思います。逆に言えば、この「問題の取捨選択」が出来れば、自分の持つ力で最大の結果が出せる、と言うことでもあります。
全体的に平均点が低く、難易度の高い問題も多いです。
6年生の難易度
6年生の10.11月は、正答率62%程度の問題まで。特に11月の適Ⅱは平均点22点で、息子も『難しかった』と話していました(正答率2%以下の問題が途中にいくつも組み込まれていました)。『問題を解く順番をミスった!』ようで、珍しく最後は手を付けられなかったようです。息子は時間がかかりそうな問題は、あっさり捨てて、たいてい最後まで問題に目を通すことが出来ます。でも、『解けそうで解けない』問題にやられたようです💦
息子の志望校順位と全体順位の%に結構差がありますので、ライバル達は手強い、と感じました。
偏差値別追跡調査
受検結果の追跡調査があるのですが、息子の志望校でこの時期偏差値71以上は100%合格になっていました(小石川はこの71以上のラインでも100%ではありません😅)。
我が家は合格者が一番多いラインではありますが、ここは100%ではありません。。恐ろしや😱
5年時点の追跡と比べると、6年はより偏差値の高さと合格の相関が高くなっています
作文の評価
作文は、※字のていねいさも評価されます。
添削は丁寧で、漢字の誤字脱字なども厳しくみます。書き直しに際してのアドバイスも書いてあります。
開催頻度・出題範囲
ほぼ、毎月申し込めて、適性検査の頻出分野が出ています。出題範囲は、HPで確認出来ます。
模試の価格としては高い方ですが、『フォローアップ講座』が付いてきます。
適性の問題集、受検情報などが書いてある、22pくらいの冊子です。
会場で販売されるテキスト
会場では、適性検査対策のテキストも販売されていて、手にとって中身を確認して購入も出来ます。
『アインストーン』などは、受検対策をしている大手以外の塾でよく使われる教材です。
会場について
適性検査タイプの受験が出来る私立中が会場になりますので、その学校の説明会に参加出来ます(その学校の過去問の冊子などが配られることも。)
『保護者対象合格セミナー』なども開催されるので、可能であれば会場受験をオススメ致します。
自宅だと1週間前までの受付ですが、会場受験だと早めに締め切られるので、ご注意下さい。
本日も最後までお読みいただき、有難うございました
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