凸凹兄妹の母のブログ

生活の事、子育てや教育の取り組みとその結果、感じたことなど綴っています。

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ほぼ自学で旧帝大を卒業した友人の話

こんにちは

 

またまた、ご無沙汰しております。

私の中学の同級生で、旧帝大を卒業した友人がいるのですが
手紙のやり取りをしていて、今更ですが塾も家庭教師も無く通信教育最低限のみで学習をしていた事にびっくりしました。

 

自分の子供が今受験生で~と言う話から、その友人は未婚なので子供はもちろんいないのですが、習い事、と言うテーマで自分の経験を話してくれたのです。

私は高校から東京に出ているので、その友人とは年に数回会って話す、最近はずっと手紙かメールのやり取りだけだったのですが、初めて聞く話でした。

 

彼女は、そろばんを小学生の間、中学生まではピアノだけを習っていました。

中学ではトップの成績を維持していましたが、高校でトップ校に入ってからは、Z会の通信を一科目のみ使っていたそうです。

何故一科目だけだったかと言えば、親に出してもらわず、自分がコツコツためてきたお小遣いから、費用を工面したからです。自分の意志で難関大学を目指すつもりだったので、そのために必要最小限を利用した、と言う事でした。

一科目受講すれば、全科目の解答冊子がもらえるので、それを利用して学習に活かしていたそうです。
自分のお小遣いを使っていたので、自己投資をする、と言う事をこの時点で学べた、とも言っていました。

また、彼女は小学生時点で編み物がすごく上手でした。始まりは幼稚園時代にかぎ針の編み方をいくつかお母さまから習ったことから。編み物の本を見ていたら、どうしても欲しい物が出来て、それをお母さまが作ってくれなかったので、自分で試行錯誤して完成させたそうです(小学生の時)。
出来上がった時の嬉しさから、『頑張れば出来る。』と言う達成感を強く感じたそうです。

そして、誰にも教わらないで、本を見ながら自分の力だけで出来た、と言う経験が、その後の学習の原点になったと。

彼女は数学がとても好きだったのですが、その数学の問題を解く時に、塾や家庭教師など頼る環境が無かったため、最短距離で解くのではなく、回り道をしながら様々な解決の過程を楽しんでいたようです。数学の、過程が違っても同じ答えに行きつく所に夢中になったと。

私が『昔から、考える力がとても強い、と思っていたよ。』の返事は、上記のような内容でした。

私は、この手紙を読んで、息子に与えすぎだったのかな?と思ったりもしたけど
与えられない環境で、自分から頑張ろう、と思える事も、また才能なのでは無いか、と思うのです。

今は学習をする選択肢がとても広がっていますので、彼女が今の高校生であれば、より良い方法を自分自身で探って、挑戦をしていただろうな、と思います。

彼女は昔から、論理的に冷静に考える人でした。中学でトップだったのは、負けず嫌いのおかげでもあったでしょう(そして上昇思考であった)。

何にせよ私の中学時代の何倍も、精神年齢が高かった、と、感じ(私はフワ〜っと中学生活を送ってましたので。。。)、今回の手紙を読んで、彼女がどれ程努力をしてきたかも、伝わりました。

彼女のその後の人生は、決して順風満帆では無かったのだけれど、手紙を受け取る度に、今でも自分をよく見つめて、丁寧に生きている事を感じさせます。

 

kekosmile.hatenablog.com

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