凸凹兄妹の母のブログ

生活の事、子育てや教育の取り組みとその結果、感じたことなど綴っています。

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友人からの心を打つ言葉

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こんにちは☀

 

 

 

友達から励ましのメッセージが届いたので

皆様にシェアしますね。

 

 

『息子君の中学受験は残念でしたが、人生の一通過点なので、それに向かって日頃頑張ってきたことは、後々の人生に生かされるはずです。人の幸せは、墓場に行くまでわからないもの…。人と比べることなく、自分が幸せだと思えればそれでいいのです✨。息子君も前を向いてこれからの人生楽しんで欲しいと思っています。』

 

墓場に行くまでわからない

と言う言葉は、そのまま親である私達にも向けられていますね。

 

 

この後は、少し重い話になります。

 

この友人、私が中学の時の同級生なのですが
とにかく中学校では常に成績トップ
ピアノも小さい手なのに、当時の私よりも上手かった。

そして器用で、その手で色々なものを作れる
と(スポーツ以外は)何でも出来る子でした。

私はそんな友人を心から尊敬していました。

何でも出来る子って、中学生の私から見れば憧れの対象だったのです。

ピアノのレッスンでも、待ち時間の間に勉強していたようです。

何でも出来るのは、何でも頑張っていたからです。

そのまま、地域トップの高校に行き
大学は現役で旧帝大に合格。
そのまま、同大学の院で勉強していた時に
彼女は『統合失調症』を患って入院しました。

ご両親はどちらも学校の先生で教育熱心でもあって
何でも出来る彼女は、自慢の娘だったと思います。

ただ、入院をしたと聞いて、心配で電話した私に、お母様は
『娘はいません』とだけ答えて病気で倒れたことを隠していました。

初めは、躁鬱なのだと思っていたようです。

その後退院をして、大学院を卒業し
彼女は希望だった、学校の先生になりました。

ただ、その職場環境が原因でしばらくして病気を再発し
学校の先生を続けられなくなりました。

統合失調症と診断されてから
薬やカウンセリングやリハビリなどの治療生活を何年も続けていました。

その後、病気に対しても自分で学び、それを活かして同じ病気の方と関わる仕事でリハビリをしながら、自分の気持ちのコントロールなども学び
今では自分に合った仕事を見つけて、そのまま仕事をしながら生活しています。

元々大好きだった音楽

昔はピアノだけでしたが
今はフルートを習っていて
どちらも演奏したい曲が沢山あるようです。

『死ぬまでに、あれをやっておけばよかった、これをやっておけばよかった、と、やり残しを後悔したくないので、フルートもそうですが、好きな曲に積極的に取り組んでいきたい』

と話しています。

病気になってしまったのは、期待に応えすぎて、自分が出来る以上に頑張りすぎて生きてきたから、なのでしょう。

大変な人生でしたが、小さい時から身に付けていた
『目標を立てて頑張る力』
『勉強で培った思考力』
『音楽を楽しめるレベルのピアノ』
が、彼女の今を支えているのは間違いないと思います。

今でもやはり、彼女はとても頭の良い人です。
治らない病気ではありますが
そのことも自分で理解して、向き合ってきたからこそ、今の生活があるのでしょう。

こんな人生を歩んできた友人なので
受検後にさんざん聞いてきた
『頑張ってきたことは、今後の人生に活かされる』と言う言葉の説得力が増しました。

子供の成功は、親の成功と思いがちです。
否定しようと思っても、私にもその思いが渦巻いています。
子供のために、と思っても、純粋に子供のためだけに受験をしている方の方が少数だと思います。もちろん、そういう子供のためだけを思って出来るのが、理想ですが、実際そこまで達観するのは、難しいのではと感じます(あくまで私の実感です)。

 

ですので、子供の失敗が自分の失敗のように思えて、自分を責めます。
でも、子供は結構タフで、親の何倍も立ち直りが早い。だって、そもそも時間の感覚が親の何倍も長いからです。

だから、(負け惜しみと思われるかも知れませんが)まだまだ立ち直る要素がたっぷりある、中学受検(受験)での失敗は、逆に宝にもなりうるのでは無いかと思います。

息子は忘れっぽいので、あまりの立ち直りの早さにめまいを覚える程ですが😅
とにかく、失敗を次に繋げるために
『反省会(今後の成長を確かめる会)』を終えました。

次回は、その事についてお話しますね😌

 

今回は少々重い話でしたが

最後までお読み頂き有難うございました。