凸凹兄妹の母のブログ

生活の事、子育てや教育の取り組みとその結果、感じたことなど綴っています。

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まずは、受検での親の反省会

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こんにちは😌

 

折角ブログを始めたので、後に続く方の参考になればと思っておりました。
『不合格』と言う結果になりましたが、今回の経験から、学んだことです。
あくまで、我が家の場合です。

 

  1. 入塾のタイミング(5年11月)。

    うちでは、丁度良かった、です。金銭面と子供のモチベーションから そして、勉強にある程度関わっていたことで、見えた部分もありました。 このタイミングは、子供や入る塾によって変わってくるとは思います。(入る前に、ある程度受験算数に触れていました。) スパイラル方式(カリキュラムのレベルを少しづつ上げながら繰り返す)の塾であれば、少し遅くても可能なのでは無いでしょうか。
  2. 塾選び(私立中受メインの個人集団塾)


    学力を上げる、と言うことで考えれば○です。元々適性検査の問題をある程度は解けていましたが、更に楽に解けるようになった問題が増えました(最後の模試まで結果を出せたのは、そのおかげです)。
    色々な問題を解くときに、解答解説はみますが、自分の知識や経験から、それよりも楽に解ける方法をいつも考えていたようです(基本的に楽な方法を求めるタイプなので)
    ただ、最後までほぼここの塾一本で乗り切ろうとしたのが不合格の原因の1つかも知れません。

    塾に足りなかったのは

    ◉ライバル


    同じ学校を受ける子が居なかった、また元々少人数過ぎて、他の受検生の頑張りが見えなかった(圧倒的に自分より出来る子は居なかった)。
    ただ、息子と同じくらいの成績だった子は偏差値60超えの私立中に入ってます(コツコツ積み上げるタイプの子です)
    息子は2科でその子は4科ですので、単純に比べることは出来ませんが、先生に力を認められてはいました。

    ◉都立中受検のノウハウ


    ハッキリ言って、都立中の問題分析などもしていませんでしたし、最近の傾向などの分析も無かったです(レベルの予想なども)。
    ノウハウの一つですが、失点のポイントを知るのも大事ですね。
    息子は、今までよりは難しいと感じてましたが、当日、手も足も出ない問題ばかりだった訳でも無いようなので、失点を重ねたことは間違いないでしょう。(丁寧さが足りなかった、とも言えます。)
    答案再現をすることで、膨大な資料を持つのは、大手塾の強みです。
    都立入試の研究をしている『オタク』のような先生がいることで、同じような学力を持っていたとして、入れる可能性はより高くなると思います。

      息子の入った塾は、元々、生徒の学力が高くなれば、都立中に合格する力も付くと言う考え方でした。
    生徒自身に充分な学力があってこそ、成り立つ考えですね。これが上手く行けば、入学してからのギャップの心配は無いのでしょうね。

    他塾の話ですが、教室内の結果が思わしく無い中で、私立中の受験で全勝した子は、ダブルスクールでした。自塾では元々期待されていたようですが、実績を見た上で、ダブルスクールを選んでいました。 

    塾をどうするか(転塾・ダブルスクール)は、完全に親の戦略だし努めです。

    『高校受験では、沢山のライバルの中にぶちこむつもりなので』と話しましたけど。

  3. 適性対策


    塾でもありましたが、基本的に適性検査の問題集と過去問主体でした。分析して作り上げたオリジナルには敵わないと思います(適性検査模試もオリジナル問題)。『適性検査』に慣れる速さは、それまでの育ち方や本人の資質にもよるかも知れません。
    この『資質』は元々持っていたと思います。
    学力が先生方の期待通り上がっていたら、適性検査に慣れるだけで、対応出来るのかも知れません。

  4. 勉強量


    最終的には、足りなかったのでしょう。
    まず、ミスを減らすことが出来なかった。10日前までゲームもして、直前もYouTubeなんかも観てましたし。。。もちろん、私立受験の子達に比べれば勉強開始の時期からして違います(トータル勉強時間はかなり違うと思います)
    大手塾の良さは、『ライバル』の存在を身近に感じられること。

    今でも、都立対策をする大手塾に普段から在籍しておけば、とは全く思わないのですが、特に直前の特訓なり、対策講座なり、曜日限定で通うのも良かったかな~と。
    実際息子も、他塾の授業にも興味津々でしたが、自塾の時間割から考えると、それを捨てなければ参加は不可能でした。
    顔も見える中でテストをして、毎度順位が出るのは、本人に自覚を持たせる助けになるかも、と思います。

    模試では顔が見えません。想像力の無い息子には『周りが見えること』が重要だったのかも知れません。息子は最後の最後まで火が付いたようには見えませんでした。不安定になることもありませんでしたが、焦りも感じることなく過ぎてしまいました。

    本人の気持ちとしては、自分の出来る範囲で精一杯頑張ったとは思いますが、元々気分にムラのあるタイプ(気分に左右されるタイプ)ですので、ヤル気にはかなりの振り幅がありました。

    それから、日々の学習の中で必要だったのは、基礎を疎かにしない、と言うところです。最後に点を重ねるのは、この『基礎力』です。

    心のどこかで1点を重ねる必要が無いほど、『自分は出来る』と思っていたのかも知れません。苦手を克服するのは、とても大変なので、小さい時から『丁寧に取り組む大切さ』を教えられなかったのは失敗でした。



  5. 模試を沢山受けたこと


    受検に対する本人のモチベーション維持に繋がっていました。

     

    kekosmile.hatenablog.com

    結果を平均すれば合格圏内ですが、常に最上位では無かったので、安心出来るラインではありませんでした。全ての模試で10%以内ならかなり力があると思います)
    実際ここまで色々な模試を受ける機会はなかなか無いと思いますので、良くても悪くても、模試の結果だけで合否を占うことは難しいです。
    ただ、沢山適性検査タイプの模試を受ければ、銀本に取り組む量はそこまで多くなくても良いのかも知れません。銀本の問題(難関校除く)よりも、適性検査型模試の問題の方がレベルは高めでした。
    また、これだけ受けたのに、大した分析が出来ていなかったので、模試の結果が活かせたとは言えません。
    逆に良くない結果を謙虚に受け止めることの必要性を感じました。
    やはり、どうしても良い結果を信じたくなります。そちらの方が多ければ、期待も高まります。それでも、最後まで油断してはいけなかったな、と。
    模試は悪いものこそ価値がある!かも
    本人(と親)のモチベーションには確実に響きますが。。。
    良い結果であっても、取れなかった問題はしっかり分析しましょう。
    私としては、この分析こそ塾に依頼すれば良かったと後悔しております。
  6. 作文対策・記述対策


    『ケイティ先生の作文講座』と塾の作文対策と自宅での 作文模写、『今解き教室』とその作文、たまに早稲進と、かなり早い時期から取り組んでいました。

     

    kekosmile.hatenablog.com

     本人が記述の面で特に役に立ったと思っているのは、実は『今解き教室』なのだそうです。天声人語も含めて、毎月8回分くらいの問題集ですが、ほぼ全てが時事に絡めた記述問題ですので。
    たまたま始めていたのですが、塾の先生にも、ケイティ先生にもとても良い教材と言われて、丸2年間続けていました。
    imatoki.asahi.com 今解き教室 2021年2月号[L1基礎]
    この教材の中で、しばしば『記事を参考に、あなたの考えを述べなさい』と言う問題があって、息子はここが空欄と言うことがありました。
    でも、多分ここが一番重要と思われます。
    作文に関してはこれ以上の取り組みは出来ませんでした。

  7. 内申に関して


    これは、反省、と言うよりもこれが何を意味するのか考えてみました。
    学力が高ければ、もちろん内申に関わり無く入れる可能性は高いのですが『内申』は、その子の『真面目さ』ですね。 もちろん良い意味で。
    仮に学力が少し足りなくても、内申パーフェクトであれば、中学に入ってからも真面目にコツコツと学力を上げられる要素がある、とみなされているのでは?と思います。
    息子は小学校の先生に『丁寧さ』に気をつけて、と言われていましたが、この『丁寧さ』が足りなくて学力を上げきれなかった部分もありますので。
    ✳地域によっては内申が取りにくい地域はあるようです。
    塾の保護者会で聞いたのですが、特に『武蔵野地区』は、中央線沿線が都立王国なので(中高一貫校・高校共に都立が多い)ため、内申が取りにくい、と聞いております。

    以上が、今回の受検で学んだことになります。

 こうして書いてみると、足りなかった部分がより見えて来ました。
もちろん、足りなかったところが全てクリア出来たとしても、合格出来たかは分かりませんですが。。。受検(受験)に絶対は無いですからね。

 また、何かあれば、書き足す予定です。
後に続く皆様の参考になれば、幸いです。 

受検して良かったこと👇

 

kekosmile.hatenablog.com