こんにちは☺
今日は専用タブレットの問題も解決したので
Z会中学講座タブレットの 『高校受験を控える中学生コース(高校受験コース)』『中高一貫コース』の カリキュラム比較です。
比較検討する理由
公立中なら『高校受験』のコースを受講するのが通常。
私も始めからそこまで両方を比較した上で決めた訳ではありませんでした。今回よくよく比較をしてみて感じましたが、上記二つのコースは、カリキュラム内容の充実度にかなり差があります(受講料にもそれなりに差があります)。
先取りしたい(可能な科目のみ)
内容が充実しているからと言って、使いこなせるものでも無いです。
ただ、可能であれば数学だけは高校範囲まで習得可能なカリキュラムで進めたいと考えておりました。中高一貫コースのカリキュラムは、その先取りが効率良く進められるのでは無いかと期待しております。
今なら変更してもついて行ける(中1の5月)
まだ始めてそれほど経っていない今のうちなら、試すことも可能です。逆に後になる程カリキュラムの進みに差がつくので、変更は負担になります。ついて行くのが難しいようならコースを再再検討することを考えております。
※翌月からのコースの解約・変更は14日までになります。
※両方受講する以前の記事。カリキュラムや資料から推測される内容も入っております。
受講費の比較
受講の割引について
※1ヶ月あたり受講料金・1年一括15%引き・6か月一括5%引き
Asteriaはそれぞれの英語のコースとの差額分を清算して変更可能。
(例 1年一括:高校受験コースのAsteria英語5科セット¥8514・中高一貫コースAsteria英語3科セット¥7178)
Z会専用タブレット初回購入料金¥19,800/税込(タッチペン・アダプタ付き)
我が家では1年間の受講でZ会専用タブレットプレゼントのキャンペーン時入会ですが、
コースを変えても継続するつもりなので、特に後からタブレット料金を請求されることは無いそうです。
中学生タブレットコース共通で出来る内容
Vテスト
自宅で受験する記述式の全国模試「Vテスト」(中1~中2:7,11,2月・中3:7,11月)
※「高校受験型」「中高一貫型」の2種類の模試。どちらか一方のみ受験。
一人一人に合わせたレベル・単元
Z会タブレットコースは「添削指導」と「AI技術」で徹底的に個別指導。
単元もレベルも一人ひとりにピッタリ。
個別AIプログラム
各単元の最後に出る個別AIプログラムでは?
到達度グラフから、まずは苦手分野の補強⇨他の分野の学習⇨よりハイレベルな出題…と、学習を続けられるしくみ。
AI速効トレーニング
定期テスト対策としての【AI速効トレーニング】テスト範囲の到達度に応じて、苦手な部分から優先的にやるべき課題を提示。
現在、Z会MyPageで受験や勉強法の情報収集をしたり、基礎完成ドリルを基礎力アップに活用もしています。『基礎完成ドリル(web上の問題集)』は全教科閲覧可能。
こちらの配信内容のコースによっての違い特にありませんでした。どちらも基本的には変わらないようです。👇
中学生タブレットコース比較
高校受験コース
目標・特徴
- 中1のうちから、学習の節目に、最新の入試問題傾向を反映した総合問題に取り組む。
- ふだんの学習のなかで特別な負担なく入試得点力を上げられる。
- 受験対策期となる中3からは、難関校受験者用の演習にも取り組め、志望校レベルにピッタリの入試対策を続けられる。
学習の進め方
- 中学3年分を全公開。
- 1科※週平均2コマベースの学習が目安。
- ※難関国公私立高校を受験する方は、難関対策5まで学習する必要があり、中3からは週3コマのペースで取り組む。
- 『高校受験コース』は5教科とも、入試対策に入るまでが全33単元になる(1単元8コマ)。その後入試対策7単元を含めて、全40単元が中学3年分の一斉配信(入試単元に取り組めるのは8月以降)。
- ※こちらのコースで例えば小6、3月の中学スタートから始めて、中3になる前(中2)の3月までに入試対策を除いた5科目の3年分の全単元を終わらせるのであれば、週13コマを目標にすると可能です。
- 1科あたり、週2.5コマ以上。
- 受講目安は1コマ30分ですが、科目や本人の理解度によって前後します。
【定期テストWEB問題集】を配信
基礎から応用・発展までの豊富な演習が出来る。更にその中から【AI速効トレーニング】で特に個別で強化が必要な問題が抽出されるので、効率の良い定期テスト対策が可能。
中高一貫コース
目標・特徴
- 「考えかた」から学ぶことで、応用問題や慣れない問題形式に挑む力を伸ばせる。
- ふだんの学習で、定期テストや大学入試の基礎固めにつなげる。
- テスト対策専用の学習にも取り組める。
学習の進め方
- 中学3年分(一部の科目では高校の学習範囲も含む)を全公開しているので、通っている学校の授業に合わせて自由に取り組むことが可能。
1科※週平均2コマベースの学習が目安(科目にもよる)。
- 『中高一貫コース』は、基本、英・国・数の3科受講。
単元数は、科目によって大幅に異なる。
- 数学は、高校範囲(1部)までの全58単元を一斉配信していて、『高校受験コース』に比べても進みが速くボリュームを感じさせる内容になっている。
- 英語は、高校範囲(1部)まで入って39単元になっていて、特に文法の進みが速いことが予想される。高校受験コースに比べ、英作文により力を入れる指導。
- 国語は中学範囲のみだが、48単元と、こちらもかなりのボリューム。
※『中高一貫コース』で高校受験の学習は出来ませんので、最終的には高校受験対策の塾に通うことも視野に入れる必要がある。
カリキュラム表をみると、さすがに思考力重視のZ会。
国語力向上にもかなり力を入れていると感じます。
Z会学習に興味のある方、7月14日までの入会キャンペーンについてのくわしい記事もあります▼
それぞれの科目毎のカリキュラムや特徴の比較表
数学
▲高校受験コース
- 解法の研究により、問題の考え方を身に付けることを重視。あらゆる難易度の問題にも対応できる土台を作る。
- 「複数の視点で捉える・考え方の問われる」問題で、応用力を養う。
- 【ぷらすα】で問題の読み方・着眼点を伝授した上で、問題に取り組むコーナーがある。
▲中高一貫コース
- 解き方のテクニックではなく、数学の本質的な考え方を解説。問題を解く前に思考法を整理。
- 添削指導方針:考え方の道筋を正す指導。途中式や答案の組み立て方に着目。つまずきを見極めて、的確にアドバイス。
▲カリキュラム比較表
英語
◆全てのコースに共通の特徴として<
- 月1回/25分の外国人講師との、【オンラインスピーキング】がある
- 【個別強化AIプログラム】により、4技能を個別にバランスよく養成
- 自宅で「話す」を含む英語4技能の力を測定できる【CAN-DOテスト】を年1回無料で受験可能
▲高校受験コース
- 小学校での(1度は聞いたことがある)英語表現を振り返りながら、文法知識を身に付けて行く。その上で、文法活用幅を広げ、高校入試で問われる聴解力・読解力・表現力を磨く。。
▲中高一貫コース
- 大学入試を意識して、単元内容を理解した後に実践的な演習を行い、バランスの良い4技能を養成。社会で役立つ「使える英語」に導く。。
- 添削方針:英作文力を高める指導。。
▲英語は『Asteria』もあります。
「Asteria」はこんな方におすすめです
「Asteria」は「中学生タブレットコース」の「個別強化Alプログラム」がメイン教材。無学年で英語の4技能を奥深く伸ばしていきます。そのため、タブレットコースに付随する定期テスト対策や入試対策・学習サポートは含まれていません。
▲カリキュラム比較表
国語
▲高校受験コース
- 知識を確実に身に付けながら、体系的な読解のコツをつかむ。そのうえで、論理的に解答を導く力と記述力を鍛える。
高校入試で出題が増えている会話文や資料・グラフを読み取る問題にも取り組む。▲中高一貫コース
- 論理的に解答に導くための読解力と、他者にわかりやすく伝える表現力を養う
- 添削方針:解答に必要な要素の指摘だけでなく、他者に分かりやすく伝える表現や文章構造を丁寧に指導。ポイントを押さえた答案作成力を育てる。
▲カリキュラム比較表
『社会』『理科』は『中高一貫コース』にはありませんので『高校受験コース』のみになります。
社会(カリキュラム)
理科(カリキュラム)
まとめ
比較をしてみましたが、もちろん先取りに気を取られて学校の成績が取れないとなると、内申への影響もあります。子供の能力は見極め無ければと感じます。
中学校の授業が軽く理解が出来て、より歯ごたえのある問題をさせたい、長期的に見て(大学受験を見据えて)通信教育を選ぶのであれば、【中高一貫コース】を検討する意味は多いにあります。
最終的には、学校のテストで点が取れる、では無く、どんな問題にも挑戦できる力を付けて貰いたいと考えてます。
本日も最後までお読み頂き、有難うございました!!
その後のZ会進捗状況