凸凹兄妹の母のブログ

生活の事、子育てや教育の取り組みとその結果、感じたことなど綴っています。

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子供とゲームやYouTube・ネットとの付き合い方

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※今回の記事は2020年12月に書いた記事を書き直し、再投稿したものになります。


こんにちは😃

今日は、ゲームやYouTube等のメディアとの付き合い方に関してのお話です。

子供って、ホントに、テレビや動画にはまりますよね。男の子は、特にゲームにはまる子が大多数だと思います。女の子はLINE等のSNSコミュニケーションツールの方がはまるのかも知れませんね。

親自身の話(ゲームへの思い出)

私は、女ながらにゲームにはまった人間です。
あの麻薬のような楽しさは、身に覚えがあります。
実際高校で勉強していなかった理由の1つに、ゲームにのめり込んだ、と言うことがあります。
ゲーム➡ピアノ➡お菓子作り➡マンガ➡本➡(宿題)と言う時期もあったので、勉強する時間は、ほとんどありませんでした。
ゲームに最初に触れたのは、小学5年生くらいでしたが、その当時は外遊びが主流でそこまではまっていなかったです。
本格的にはまったのは、恐らく運動からは遠ざかり、勉強も分からないところが多かった高校生の頃。

夫もゲームにはまった時期はありますが、身体を動かすことが好きで、運動部でバリバリ活動していたので、そこまででは無かったようです。
家ではあまり時間も無かったようですが、やはりゲームに興じていたため、勉強する時間はそこまで多くは無かった様子。
部活➡ゲーム➡勉強

特に私はゲームには苦い思い出があり、今では全くやらなくなりました。もちろん家にも機器はありません。

息子の幼少期には

今は、ゲーム解禁の年齢も下がっていて、息子が幼稚園の年長の時にはゲーム組:ゲーム無し組が4:1くらいでした。
特に上に兄弟のいる子は、幼稚園に入る前には既にゲームをしていました。

息子は、低学年の間、家にテレビ機器も無かったので、幼少期は殆どデジタル機器に触ったことがありませんでした。
ゲームよりもプログラミングを先にやらせました。今思えば、これはすごく良かったと思います。

理由としては、プログラミングは面倒な手順を踏んでコードを書いて、初めて動かすことが出来るので、既にゲームにはまっている子に興味を持たせるのは難しいからです。

物の仕組みや中身に興味がある子であれば、プログラミングにもはまる要素はあります!

⬆こんな本に夢中になれる子✨

ゲームとプログラミングの違い(プログラミング的思考が学習に与える影響)

プログラミングでは、自分の書いたコードで思った通りに動かすにはどうしたら良いか、試行錯誤することが必要です。
ゲームはプログラムされているので、らくに楽しめます。

息子は小学校の時プログラミングに興味のある友達が欲しかったようですが、同級生達にその楽しさを話しても興味を持ってくれる子はほとんど居ませんでした。

プログラミングを実際自分の手ですることで、論理的思考力とこの試行錯誤する能力が育ちます。
それと、キーボードに慣れていたので、どうやら学年で一番パソコンの入力が速くなっていたようです(これは、息子の同級生ママから聞きました)。当然、ローマ字を覚える苦労もありませんでした。

電子機器に制限を与えていた利点

5年生になってからは、スイッチ1つでテレビが付く状態になりましたが、それまでは、テレビも含めて、デジタル機器に触れる時間にかなりの制限を与えていました。
そのせいか、何となくテレビを付ける、という習慣はありません。

ここまで制限した理由としては、息子の集中しやすい性格と、映像を目にすると、全ての動きが停まってしまうところでした。
何より時間の感覚が無い子ですので、時間を忘れて夢中になることは容易に想像出来ました。
勉強習慣を付ける苦労が少なかったのは、制限をしていたからに他なりません。
ゲーム・YouTubeなどを本人の望むままにやらせていたら、時間感覚の無い息子に勉強習慣や読書習慣を付ける事に苦労していただろうと考えています。

小さい時からゲームをしている子に害はあるのか?

ゲームにメチャクチャはまる子は、強い集中力を持っていることが多い、と思っています。 つまり、勉強に向ければ、強みになる力です。

始めは、ゲームの害ばかりを意識していたので、幼稚園の友達がゲームをしているのを内心は心配していました。
けれども、幼稚園の時からゲーム好きの子達に、特に大きな問題は起こりませんでした。
全員の行く末を知っている訳ではありませんが、少なくとも、私が知っている限りでは、皆健やかに育っています。
それは、ゲームだけでなく、夢中になれるスポーツがあったり、他に自信を持てることがあったり、またゲームも、友達とのコミュニケーションツールとしても使っていたからだと思います。何より温かい家庭の雰囲気があれば、ゲームでそうそう足を踏み外すことも無いとは思いました。

自分自身の経験から考えると、中高生がゲームから離れられなくなるのは『自分に自信が持てるものが少ない』『時間がある(勉強習慣が無い)』と言うことが大きいと思います。
ゲームをしていることを叱り続けると、自分に自信が無くなるので、そういう事も影響するかもしれません。

ゲームをして失う可能性のあると感じた事(周りを見て感じたこと)

幼稚園や低学年などでは親も交えての付き合いが多いので、『ゲームをさせている』『ゲームをさせていない』で友人関係も分かれていました。
『ゲームをさせない派』の方が少なかったので、友人関係が狭まるのでは無いかと不安になった時期もあります。ちなみに先に話していた、(学年代表だった息子の鉄友は数少ないゲーム無し派の友人です。今や彼もゲーム大好きですが)
でも、幼稚園の時の友人関係が小学校まで関係することはありません。(逆に幼稚園や幼少期に散々家族ぐるみで出かけていた息子よりも、そこまで気を配っていなかった娘の方が友達関係を自分で築いています。

そして、今は息子の幼少期電子機器やゲームに触れることに制限を加えたことに後悔はありません。それは、もしかしたら、ゲームをしていたら失っていたものもあるのでは無いかと思うからです。

例えば、息子はどこに行っても楽しめる性格で、家にいても『暇』を感じたことはありません。学校の行事も苦手な運動会も含めて、全てを思い切り楽しんだと思います。

インドア系とはいえ、意識して外に連れ出し、自然や博物館・科学館・体験施設など色々連れて行ったことも関係しているかもしれません。
また、遊具が無い山や川などにも積極的に連れて行くことで、与えられる楽しさだけでは無く、自分で楽しみを見付ける癖がついたからだと思います。

ゲームの与える楽しさは、とても強いです。最初から達成感が味わえるので、自分のレベルを上げることにも夢中になりやすいです。
でも、簡単に楽しさを手に入れられるので、自分が『楽しい🎵』と感じるレベルを、知らずに上げてしまう事もあると思います。
純粋に色々楽しめる大切な時期に幼児特有の『夢中になる感覚』を失ってしまう恐れもあるのでは?と思うのです。

高学年からは息子も友達とゲームに興じています。また、YouTubeも時間を決めて観ることもあります。
それでも息子には、ゲームやYouTubeなどには夢中にさせる仕組みがあることを、常々話して聞かせていました。

頭の良い大人達は、自分の子供達にはやらせたくない、誰もを依存症にさせる程魅力的な機器やソフトを作っているのだと言うことも話します(以下でご紹介の【the four GAFA】をお読み頂ければ分かると思います)。

プログラミング学習も進めておきながら、統一性が無いじゃないかとお思いになるかも知れませんが、ICTから一生遠ざけることは無理ですし、教育の方向性からもいずれは慣れるべきだとは思っています。
ただ、小さい時に考えたり感じたりする経験は増やした方が良いし、何の制限も無く学習習慣も無く、ゲームのみを与えるのは、弊害が大きいと思うのです。

ゲームやYouTubeはせめて【ご褒美】にして、子供が自信を持てる何か(勉強意外でも)を与えてあげましょう。

ゲームやYouTube・Lineに夢中になる中高生

このゲームやその他電子機器の影響が大きく出るのは、中学生以降では無いかとも思います。

友人のお子様(高校生)は、小さい時からゲームをやっていたようですが、スマホを自分では手離せなくなり、元々良かった成績が落ちてしまい、親に自ら『預かって』とお願いしたそうです。
逆にこの息子さんは、自分を客観的に見る事の出来る大人びた子と感じました。
こんな大人びた子でも、自分では制限するのが難しいのです。
大人でも難しいですよね?
自分から親にスマホ等を渡せる子は、何人いるのかな?と思います。

我が家では今も制限していますが、願いを込めて『ゲームを自由にしたいなら、自己管理能力を高めなさい』と話しています。
もちろん、ゲームやネット依存症になる危険性についても常々話しています。

ちなみに難関私立中であっても、コロナ休校の影響でゲーム中毒になっている子は結構いる、との事でした(塾の先生や実際通っているママ友の情報)。
小学校の友達でも、このコロナ期に中毒性が増した子が何人かいます。

外に出られなくなった時に、ゲームやネット以外で家で楽しめる術は、沢山あることが必要です。
ゲーム依存になるのに、頭の良し悪しは関係ありません。


中学生・高校生と大人になるにつれて、親が制限をかけることには、限界が出てきます。
反面、学校でもタブレット学習が始まり、子供がそれらの機器に触れる機会は、今まで以上に増えてきます。

親も子供をみて、制限がどのくらい必要なのかの見極めが必要です。
最終的には、自分でコントロール出来る状態が理想です。
我が家はまだまだこの域には達していません。今はこういった負の情報も、積極的に子供にも話すことで、本人に考えさせているところです。



デジタル機器との付き合い方だけでは無くて、ネットリテラシーの教育も必要です。

小学校でも、勝手に友達の写真をアップしてしまう、また中学でも距離感が分からず言葉のトラブルから友人関係が悪化する、などが発生しております。
⬇の本も分かりやすいです。

IT巨大企業 GAFAの戦略についても興味深いです Amazonのオーディオブックもあります

本日も最後までお読みいただき、有難うございます‼

子育てや教育についてのまとめページもあります👇
kekosmile.hatenablog.com


プログラミング教育についての記事は👇
kekosmile.hatenablog.com