凸凹兄妹の母のブログ

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高校受験 主要大手塾の授業料 (2021年7/16情報を追記)

こんばんは。

前回は、【高校受験 合格実績】から比較した記事でしたが 

kekosmile.hatenablog.com

 

今回は費用に視点を合わせました。

 
気になる受講費用の面からの比較になります。

とは言え、総額をそのままはお答え出来ません。中1で年間にかかる塾費用の目安を中心に比較します。

比較した塾

早稲田アカデミー・Z会・SAPIX・臨海セミナー・ena・河合塾の大手6塾。全て集団授業の場合です。
上記6塾で中1は、コース・レベルによっての値段の差があるのはZ会のみでした。
また、3科(英・数・国)はどの塾でも行っておりますが、5科の授業は、enaは行っておらず、河合塾も限られた校舎のみの開催となっております。

明朗会計の塾は

施設費その他経費・教材費・テスト代なども通常授業料に含まれているのは、Z会・河合塾・SAPIXになります。

Z会・SAPIXは、4週と3週で授業料を変えておりますので、在籍していた月によって支払う額が変わります。その他の塾では、年間授業料を11月に均等割で毎月支払う形になっております(8月授業料はどの塾も無し)。
SAPIXは通常授業料に教材費・テスト代込ですが、別途副教材費がかかる可能性があります。また、入室のための入室テストor公開模試費用が+されます。
早稲田アカデミーは、授業料+年会費(月割)+教材費+テスト代
臨海セミナーは、授業料+維持費(一括or月割)+テキスト代+テスト代
enaはまだ資料が手元に届かないため正確には分かりませんが、テキスト代は前期後期に分けて納入、テスト代も別途必要になります。

ena以外は、入塾金や入塾手数料等がかかります(¥17,000~¥33,000初回)

授業料の割引制度のある塾は

どの塾でも、成績で選べるコースに違いがあり、上位コースの方が高くなる傾向ですが、臨海セミナーenaでは、内申や偏差値での授業料の割引があります。(成績上位者の優遇あり)。

◎臨海

内申9教科合計42以上模擬試験偏差値64以上のどちらかで、毎月授業料より¥10,000割引
内申点9教科合計45模擬試験偏差値67以上のどちらかで、毎月¥20,000割引

◎ena

内申9教科42以上¥10,000割引
内申42以上かつenaが指定する偏差値基準以上¥20,000割引。
③【最高水準】のクラス授業料は、通常クラスの半額、と聞きました。入塾に際して学力テストを行い、基準値以上の学力で入れるクラスです(内申点不問)。
【最高水準】でも、上記①②の割引が同時適用されるようです。

◎兄弟割引制度のある塾もあります。
⚫早稲田アカデミー 2人目以降¥10,000割引(受講科目・受講期間によっては適用外)
⚫臨海セミナー2人目以降月額最大¥2,000割引(適用除外事項あり)
⚫ena2人目以降半額

⚫河合塾 2人目以降入塾金¥10,000引き

受講科目を細かく選べるのは

Z会のみ1科から受講できるので、苦手な科目に絞って受講する事が可能です(もちろんセット受講の方がお得にはなりますが)。
予算に応じて受講が可能です。

早稲田アカデミーでは、単科受講の設定はありませんが、科目を減らす毎に授業料より1科目あたり¥5000引きとなります。必修テストなどは科目数は減らさず受験。

他の塾では受講案内はありませんでしたが、問い合わせてみると単科受講も可能なところがあるかも知れません。

中学1年生、年間塾費用の比較

中1の塾費用総額は4,5,6,7,9,10,11,12,1,2月の10か月分で、必要経費と思われる物を全て含めて計算しました(入塾金等も入れてます)。
総額は、おおまかな数字で総額の大きい塾から並べます。
※季節講習費は入っておりません。

5科の場合

1位 早稲田アカデミー 40万超
2位 Z会Vコース 40万超
3位 SAPIX 40万弱(別途副教材あり) 
4位 Z会Kコース 35万超 
5位 河合塾 35万超え 
6位 臨海セミナー 30万超え(別途教材費) 

3科の場合

1位 早稲田アカデミー 35万弱
2位 Z会Vコース 30万超
3位 Z会Kコース 30万超 
4位 臨海セミナー 30万弱(別途教材費)
5位 河合塾25万超 
6位 SAPIX 25万弱(別途副教材あり) 
7位 ena 13万弱
8位 ena最高水準 8万弱

中学1年生だと圧倒的にenaが安いです。

夏期講習料金の比較

5科の場合

※塾生と一般生の差があります。

早稲田アカデミーは、一般生価格が他塾よりもより割り増しの印象です(塾生が得)。
※臨海セミナーは初回の体験が格安です(息子の中学の同級生も多数参加)。その代わり通常の講習費用は公表しておりません。

※河合塾では中1中2の夏期講習は、基本3科のみです。
※通常クラス3教科で行っているenaは夏期講習では5科の受講が可能。

※記載の目安額は1番高額なセット価格~基本価格(塾生価格)になります。講義を追加で額が変わります。

1位 早稲田アカデミー 16万超~7万超(15万弱~6万超)
2位 SAPIX 11万弱(塾生料金不明)
3位 Z会(V・K共通) 9万弱~6万超(8万超~6万超)
4位 ena 新規生徒は10日分無料を適用した上で2万超(5万超) 
5位 臨海セミナー 無料体験登録料¥3,300(一か月の体験は¥1,000) 

3科の場合

1位 早稲田アカデミー 14万超~5万超(13万超~4万超)
2位 SAPIX 9万弱(塾生料金不明)
3位 河合塾 7万弱~5万超(6万超~5万超)
4位 Z会(V・K共通) 7万超~5万超(7万弱~5万弱)
5位 ena 新規生徒は10日分無料を適用した上で¥5,000弱(5万弱) 
6位 臨海セミナー 無料体験登録料¥3,300(一か月の体験は¥1,000)

年間にかかる塾費用は

季節講習は各塾年最低3回ありますが、夏期講習が最も期間が長いため高額になります。
年間の季節講習込で塾費用を考えると、塾によっては年間にかかる塾代は2倍くらいになります。

中2・中3での塾費用(上昇率)

塾費用としては、中2でグッと上がるのはena。3科で2.3倍、5科で2.5倍近くに跳ね上がります(中一が安すぎます)。
塾によっては中2から、志望校別に適正なコースを用意し、中3になるとより志望校にあったコースを選ぶ事になります。
早稲アカでは中1では差が無かった授業料も、中2からはコースによって変わってきます。Tコースは1.5倍程、Rコースは1.2倍程の上昇。
Z会・河合塾・臨海セミナー1.1倍程の上昇。
中3になれば、どこの塾でもコースによって授業料に差がつきます。
中2から比べると
早稲アカはTコースは1.25倍程、Rコースは1.2倍程の上昇。
Z会のV・Kコース共に1.3倍程、河合塾は後半の実力養成セミナーも含めると2倍弱。
臨海セミナーは、上位コース(公立・都立トップコース・ESC難関高校受験科)も一律の授業料で、教材費だけ差が付くようです。上昇率は1.2倍程。
enaは通常1.2倍で、私立演習を追加すると1.5倍程になります。最高水準は通常コース授業料の半額を謳っておりますので、上のコースに入る力があれば、授業料を抑える事が可能です。

※SAPIXの中2、中3の受講料は不明です。

※中2以降は3~2月で8月を除く11ヶ月(入塾金除く)で出しております。

夏期講習費用の中2中3の上昇率

夏期講習についても上昇率は塾毎で同じような設定になっております。
河合塾Z会は中2まではそれほど上昇せず、中3で上がる。

Z会は中2からセレクトゼミが入り、選び方によっては受講料が高額にもなります(より単元を絞って指導するゼミ)。

河合塾では都立トップ高を目指す集中セミナーがそれなりの値段になります。

早稲アカは中2からあがって、中3はそこまで上がらない。

 

SAPIXの夏期講習は中1、2年は同額で、中3は5科3科の日数料金共に変わらないので、それぞれ1.5倍程1.8倍程の上昇に

 

中学受験とくらべて高校受験費用は?

受験を意識しない学習塾を考えると、小学校よりも中学校の方が、当然のように授業料は高いです。

受験塾に絞れば、中学受験塾と高校受験塾では、高校受験に【英語】が入ることから、授業時間は長くなる傾向です。その分少し授業料が上がります。

高校受験塾で、私国立難関高校(大学付属含む)対策を目的に3年間がっつり通うと、塾の通常授業の費用だけで150万超えます(塾による)。季節講習も含めれば300万くらいかかってもおかしくは無いです。

塾によっては、勉強合宿の設定もありますので全てを想定すると、塾費用は天井知らずです(中学受験も同じですが)。


都立高を第一志望にするなら、通常授業料60万~140万(かなりの開きがあります。)

中3の1年間通うと、集団の受験塾では通常の授業料だけで25~60万超。季節講習や直前の講習などにフルで通うと、塾によっては合わせて100万を超えます。

塾の割引制度などを活用できるのであれば、安く抑えることも可能です。
高校受験塾の場合、割引を受ける基準は中学受験塾と違います(学校での内申が反映される)。
塾によっては在籍人数で勝負している所もあるでしょう。
小学生よりも中学生の方が塾への誘い込みはしやすいので在籍を増やして、その分学力のある子に入ってもらうための特待制度を整えられるのかも知れません。エナなどは中学受検の恩恵もあるかも知れませんけど。。。


どちらにしても、大手塾を利用するのであれば学力を経済力を使ってより上げていくか、子供の学力(頑張り)で特待を受けるのか(内申パーフェクトは息子にはムリゲー)


高校入学後の事まで考えると、どこまでも塾に頼りたくはなりますが、金銭的にもどこまでかけられるかが問題です(^^;


それぞれの塾の特徴を比較した記事については👇になります 

kekosmile.hatenablog.com

 

 

 

本日も最後までお読み頂き、有難うございました。

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高校受験の対策でも、通信教育を利用する事で塾費用を抑えることは可能です。

私と息子の性格から、完全に自宅のみの対策はとてもハードルが高いのですが、通信と塾がうまく併用出来ないかについて模索中です。


通信教育(受講料もチェック)についての記事は👇

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kekosmile.hatenablog.com

我が家ではZ会を受講中。

kekosmile.hatenablog.com