凸凹兄妹の母のブログ

生活の事、子育てや教育の取り組みとその結果、感じたことなど綴っています。

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本を好きにするための取り組み(小学校以降)

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こんにちは😃




今日は、前回の続きで
小学校入学以降の取り組みについてです。

幼児期の取り組みについては👇
kekosmile.hatenablog.com



小学校に入ってからも、図書館通いは続いています(現在は主に下の子を連れて。)




今の小学校では、低学年~中学年にかけて『図書』の時間が設けてあって、学級文庫もあります。
また、保護者ボランティアによる『読み聞かせ』
地域ボランティアの『お話し会』
図書委員や学年の先生方が企画する『読書週間』『オススメ本の紹介』
など、本に触れる機会を増やすための取り組みも沢山ありました。

※残念ながら、コロナのため、現在は保護者ボランティアの『読み聞かせは』休止中です。



私も、息子が2年~5年(娘1年)に、各クラスでの朝の『読み聞かせ』ボランティアに参加しておりました。

娘が入学する前は、
幼稚園に送る前に学校に一緒に連れていくことにはなりましたが
入学前から、学校や先生方に慣れる良い機会となりました。



楽しいのは
年齢に応じて読む本を選び(場合によっては子供の提案もあり)
それを読んで、素直に反応をする子供達が見られたところです。



高学年の読み聞かせ、初めは躊躇していましたが、息子の成長と共に、私の読む学年も成長していき

高学年であっても、『読み聞かせ』を楽しんで貰える
と言うことが分かったのは、収穫でした。


もちろん、低学年の方が、素直な反応があって、より読みやすいのですが

高学年であっても、興味を持って聞いてくれて
感想まで言ってくれる子もいました。
隅々まで見れば、興味無さそうな顔をしている子ももちろんいますが( ;∀;)
それでも、大方の子が楽しそうに聞いてくれます。

学校に別な用事で行った時にも
顔を覚えていて、声をかけてくれる
と言うのも嬉しいものです。




小学生でなかなか自分から読まなくても
親がどんどん読んで聞かせると良いのだと
高学年であっても、読んで貰うことは楽しい
と言うことを、実感しました。


大切なのは、『義務感』では無く
親自身も本を楽しんで、興味を持って読んであげることなのでは無いかと思います。





小学校の国語の教科書の中にその学年のおススメ図書が書いてあるページをご存じでしょうか?

これらを図書館で借りて、親子で読むのも良いと思います。
本を読む子であれば、置いておけば読んでくれるかも知れません。



以前に『チャレンジ』をやっていたせいか
たまに『本のプレゼント』と言うものが届きます(太っ腹)。
読書企画小学生|ベネッセコーポレーション
(2020年11月までの企画)

それで頂いたり


『生活クラブ』の『本の花束』
生協などで本を買うと、10%割引で買えたりしますね。

読んでいる子供雑誌や子供新聞のオススメ本コーナーなど(大人の新聞にもありますね)、本を紹介する媒体は、沢山あります。

そういうもので、子供とチェックするのも楽しいです。
息子は欲しい本が増えすぎて困りましたけど^_^;、
気になった本は図書館で予約して読むことも、よくあります。



また前回ご紹介したこちら👇も学年にピッタリの絵本の紹介があります。


www.fujisan.co.jp
www.fujisan.co.jp


我が家でも
娘に読んであげていると、息子もいつの間にか聞いていた、と言うことは5年生でもありました。




ちょっと話はそれますが


子供に『音読』をしてもらうと
どのように本を読んでいるのか分かります。

これは、自分が『読み聞かせ』をしていたことでより実感しましたが
意味を考えないで読むと伝わりにくいです。
物語などでは、登場人物の心情を考えて読むと
より読みやすいし伝わりやすいです。



息子は小さい時から比較的、スラスラと問題なく読めていたのですが
文字を追ってそのまま読んでいるだけで、深く入り込むような読み方はしていません。


娘は、初めたどたどしくて、しばしば言葉を抜かして読んでおり
全てを正確に理解して読めていなかったです。

そこでまずは『単語』を意識させて
その後『一文』を意識させて
かたまりで理解してから読むことを教えました。


これ、ピアノの楽譜を読むときと一緒です。

一つ一つでは、意味を成さなくても
かたまりになれば、意味を持つ。


息子にはありませんでしたが
学校の『音読』の宿題で
娘は、感情を込めて、「」部分は声色まで変えて読んでいて
私がやっていたのをマネしていました。




もちろん、言葉の意味が分からないとその表現も出来ないので『語彙力』も大事ですが
そういう理解も含めて
『音読』はある程度国語力がチェックができると感じてます。




自分で本を読むことが出来ない子は
文字を読んで理解して楽しむまで行き着かないのかもしれません。
(自転車でいつも移動していると、歩きがもどかしい。。。近くであってもつい車で移動してしまう、のような)

自分で読むよりも、人に読んでもらう方が理解しやすい。
文字だけを読むよりも、絵や映像を見ながらの方が理解しやすい。




もしかしたら、本を読まない子に、『オーディオブック』の利用なんかも良いのでは?考えました(利用されている大人の方もいらっしゃると思います)。
もちろん、興味のある分野でないと、それすら聞かせることも出来ないかも知れませんが。





私は、小さい時から本が好きで
家にある文学全集や百科事典など、暇さえあれば読んでいるような子でした。
それでも、多分幼稚園時代からそこまで自分で読んではいなかったように思います。

息子や娘の方が、よっぽど沢山本を読んでいます。




私の妹は、小さい時に、自分で本を読まない子でした。

母に甘えるために、読んで貰いたかった、というのもありますが
どうやら、自分で読むよりも頭に入るので、そうして貰いたかった、と言うのもあるようです。


そんな子でも、国立大を出ています。



夫は、小学校時代は、『ゲーム』と外遊びに夢中で
活字は『ジャンプ』くらいしか読んでいなかったようです。
活字だけの本を読むようになったのは、中学生時代に友人に紹介された『長編ファンタジー小説』から、だそうで。


多分今では、時に私よりも本を読んでいるかも。



ママ友は、高校生くらいまでほとんど本を読まなかったけど
すごく面白い本を友達に紹介されて、はまって
今でもその本の内容を覚えているそうです。

 ※その友達のお母様は、読書家だったそうです。


本を沢山読むことは、沢山の利点がありますが
印象に残すほどの深い読み方って、なかなか難しいかも知れません。

冊数関係なしに
自分で好きな1つの本をじっくり味わえる

それも素敵だなと思います。




私の両親は、どちらも読書をしますが
父が言うには、読み方が違うのだそうです。

父は、話題の本や、興味のあるものなど、多読ですが
読んでいる本にいつも『何かためになること、や勉強になることが無いか、期待して読む。』のだそうです。


母は、『これについて知りたい!』と言う要求に合わせて、本を選ぶのだそうです。

母の方が、より専門的、と言うか
『これいいよ。』に流されず、本を選ぶタイプです。
ですので、母からのオススメ本は少々マニアックなので、私に当たることは少ない(笑)
父は、話題の本はだいたい読んでいました。


子供が小さいほど
本を好きにさせる種を沢山まけるのは確かですが
小学生の時点で本を読めていなくても、手遅れでは無い、と思います。


今現在
お子様が、読書に興味が無くても

種をまき続けて
『本を読むことは人生を豊かにする』と言う価値観を少しづつ植え付けてあげると
子供にも伝わるのかな、と。


本を読み出すきっかけは、どこに転がっているか分かりません。



ちなみに、私は小学校時代は読書家な方だったかも知れませんが
中学は『ファンタジー』『ラノベ』にはまり(友人の影響)
高校ではほとんど『マンガ』だった自堕落な学生でした。

それでも、活字を読んでいたことで+になる面の方が多かったです。



学校でも、私の子供時代の何倍も、本に触れる機会を増やしているのに、本を読む子と読まない子の差は、昔よりも広がっているように思います。


昔とは違って、今では観たい時に好きな動画が見られる時代です。
活字よりも、動画の方がてっとりばやく楽しめるので
活字から離れるのは、今の子供にとって当たり前の事なのかも知れません。

読むことで世界が広がる
と言う実感を持た無いと
なかなか読み続ける事も出来ません。
息子の実感だと、本好き:本読まないが1:3なのだそうです。





本の魅力は、読まないと分からないし
読んでもそれを感じるまでのハードルが高い子もいるのでしょう。

ですので、入り口は出来るだけハードルを下げて
子供に触れさせる事をあきらめて欲しく無いなと思います。
親がその価値を信じていれば、子供には伝わるものだと思います。





今時点でうちの子供たちは本を読んでくれていますが
ずっと同じ付き合い方では無いかもしれません。


ただ
『読む事は楽しい』と言う気持ちを持ち続けられるように
今は出来るだけ、分野を固定しないで、興味を広げさせてあげたいなと思います。




本日も最後までお読みいただき、有難うございます‼

我が家の本棚のまとめページです👇
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