こんばんは🌙
今日は、塾選びの最終回です。
息子が通っていた塾に決めたいきさつです。
まずは、考えていた条件と、その理由
①家から近いこと
②自習室が使えること
我が家は狭くて、リビング学習であったうえに、下の子もいて、落ち着いて勉強出来ない環境だったため、自習室が使えると良いと思っていました。
そのためには、家の近くである必要がありました。
③クラスの人数が多すぎないこと
息子は大人数でも大丈夫だったと思いますが、私自身がすぐ相談出来る環境が欲しかったです。
それは、少人数ならではと思いました。
④集団塾であること
栄光の個別体験で感じた内容➕息子の性格から一対一で慣れると緊張感が無くなるのでは、と感じたからです。
⑤料金が明確であること
金銭面は、第一条件でした。
本当はできるところまで、自宅で準備をするつもりでした。でも、かけるべきところでかけないのは、息子の可能性を潰すのでは無いかと考えて、塾に通わせようと考えました。
金銭的なゆとりはありませんでしたので、かかる料金が明確であることが必要でした。
⑥授業の見学が出来ること
他の生徒さんの様子も知りたかったです。
⑦日数が多すぎないこと
息子は時間のやりくりが下手なので、日数が多すぎると、自分で勉強する時間が取れないと思ったからです。
⑧都立中受検の指導経験があること
もちろん、都立中受検生に指導した経験はあった方が良いと思っていました。
上記の条件の塾を探すと、大手はムリでした(クラス人数・金銭面)。
そこで、インターネットで様々な塾ブログを読んだり、家の近くを歩き回って探した塾が、今通っているところです(看板を見て、殆ど機能していなかったブログを探してコンタクトを取りました)。
過去のブログを見ていると、都立中受検の指導経験があるようでしたので、予約を取ってから、息子を連れて面談に参りました。5年の11月です。
まず、今までの入会は紹介の方が殆どだったようで、驚かれました。
全く宣伝らしいことをしていない塾だったのです。
お話を聞くと、都立中受検において、まずは私立向けの勉強の必要性を話されました。
都立中受検で問われる内容と、入ってからの勉強は全く別物で、過去問や適性検査の問題をたくさんやっても、力にならない、と言われたのです。
その勉強だけをして入っても、ついていけない子がたくさんいると。
過去問や適性検査の勉強をしないと入れないと思っていたので、正直びっくりしました。
そして、適性検査の勉強は、6年の夏くらいまではやらない、との事でした。
しかも、しばらく勉強してみて、都立中に入ってもついていけない学力レベルであると判断したら、受検をやめることを促す、とも言われました。
中高受験の進学塾ですが
先生は、塾長が算数・数学・社会。教室長が算数・理科、他に国語・社会、英語の先生と4人だけ。受付もいなくて、5年のクラスは5人だけでした。
コースは、通常の中学受験の特訓コースの算・国(週2日)のみから始めることになりました。
入会金はありますが
テキスト代と月例テスト代は一月の授業料に含まれる明朗会計。
父親と息子の二人で授業の見学をしてもらい、息子は『行きたい。』と言うので
11月2週目から入会。その週末には、その月の始めからの内容を個別で教えて頂きました。
また、11月分の授業料は、サービスして頂けました。
授業についていけるか多少の不安はありましたが、塾のアドバイスに従い
毎回の授業を家で再現して貰うと
その遅れもすぐ埋まりました。
授業の再現は、学習効果があります。
私が見学させて頂いた時、先生がとても、分かりやすい授業をしていたので、家でも余裕で再現出来る、と思っていたのですが
これが、なかなか難しいのです。
分かったつもりで、全然理解出来ていない、と言うことが良く分かりました。
家でも少し取り組んでいた受験算数ですが、やはり教えて頂くのとは雲泥の差でした。
また、しばらく『思考力記述』と言うものもやっていて、こちらは算数の問題を解いてから、その解法の説明を書く、というものでした。
塾に入る前から家でかなりの量をやっていたため、始めは宿題の量も余裕でした。それでも、その少なさが不安。
一切適性対策をしない、と言うのも不安。
作文も、6年の夏から間に合うのか?と言う不安もありました。
折角塾に入ったのに、全面的にお任せ出来ないような気持ちになっていました。
1つ救いだったのは、初めて息子の能力を信じて頂ける先生に出会えたことでした。
私自身、どんなに息子が模試で良い成績を取っても、息子を信じることが出来なかったのです。
適性検査の模試は、通常の受験模試と違い、受験者がバラけるところや、難易度が一定で無いところ。
また、6年過ぎてから参戦する子も多いと思っていたので、その結果を全く信用出来なかったんです。いつかは追い付かれるのでは無いかと。
模試の成績に一喜一憂することはありませんでしたが、良い成績を取っても一時的な喜びで、不安が消えることは無かったです。