凸凹兄妹の母のブログ

生活の事、子育てや教育の取り組みとその結果、感じたことなど綴っています。

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ピアノを練習することで育つ能力

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こんばんは😃


さて、今日は昨日の続きです。



私がピアノを練習することで育つ、と感じた能力は
『ワーキングメモリー』と『忍耐強く継続する力』そして、『記憶力』。


もちろん、ある程度ピアノの技術をマスターしないと
上記の能力は育ちません。

『ワーキングメモリー』は、頭の中で処理をする能力です。
これは、元々の頭の良さに関係なく
後天的に育つものなのだそうです。



私は、小学生時代には、全く勉強していなくても計算が速かったり、記憶力が良かったりしました。
神経衰弱は、今子供達とやっても思ったよりも同等に戦えます。


自分が弾いていただけの時には全く意識していませんでしたが、ピアノを弾くためには、かなり複雑なプロセスが必要です。


ざっくりまとめると

①まず楽譜を読む(読譜能力)

②読み取った音やリズム(その他の音楽記号なども)を理解して、指を思った通りに動かす。

※ブラインドタッチ(鍵盤や指を、見ない状態)で無いと曲は流れません。


③弾きながら、楽譜は常に先を見ています。つまり、同時にいくつものことを連続処理しているわけです。

しかも、ピアノは両手が別々な動きになるので、まずそこでつまづくことが多いです。



①~③をスムーズに繰り返せれば、初めて見た楽譜でも弾けます。

ある程度弾けるようになれば、新しい曲を練習する時が、1番脳を使うことになります。



そして、暗譜などで曲を覚えることで、記憶力も高くなります。


私は、そのような覚え方は出来なかったのですが、楽譜を見ただけで、脳に写真のようにそのまま楽譜を焼き付けて覚える、ということが出来る子もいました。




私自身は、単調な指練習なども嫌いでは無かったので単純作業を繰り返すことも苦ではありません。(これは、出来る子と出来ない子に分かれるとは思います)


毎日の練習を繰り返すことによって、忍耐力が付きます。



何かを始めた時に、三日坊主で終わったことはほとんどありませんでした。



また、これはピアノだけが関係してるのか分かりませんが 、縄跳びも得意でした。


縄跳びは、リズム感を要するので、ピアノに限らず、リズム感を持っている子は、楽にマスター出来ると思います。


また、背もたれを使わず姿勢を保って弾くので
背筋なども同年代の女子の中では強い方でした。



高学歴の人は、ピアノを習っていた事が多い、と言いますが



ちょっとやってみたけど、練習もほとんどしないで何となく続けていた、と言うレベルでは無いと思います。

ピアノで能力が上がるとしたら、少なくとも、楽しむレベルまでいっていることが条件だと思います。

正確には、ある程度以上にピアノをマスターした方、と言うことになると思います。


もちろん、ピアノに限らず、スポーツやダンス、クラシックバレーなど、他の習い事であっても、熱中して、技術を磨くことをしていれば
脳は育つでしょう。

例えばサッカーでは、瞬時の判断力や、状況を見極める力

ダンスでは、頭でイメージしたことを、身体で表現する

等々

育つ力も色々です。

そんなことを考えれば、スポーツやっている子が計算が得意だったり記憶力に優れているのは
全く不思議なことでは無いです。



もし、お子さんが勉強に興味が無くても、他に熱中出来る事があれば、イヤイヤ勉強させるよりもはるかに能力を上げるのでは無いか、とも思います。


もちろん、最低限の勉強習慣は付けておくことを強くオススメしますが




習い事は色々体験させてみて、最終的には本人に1つ、多くても2つくらいを選ばせてあげるのが良い、と考えます。



私が教えていた生徒さんの中には、習い事を掛け持ちしていた子はたくさんいました。

男の子だと、野球・サッカー・テニスなどのスポーツとピアノ。
女の子だとクラシックバレーとピアノ、などのように。(もちろん、水泳とピアノも)


でも、1週間習い事で予定が埋まってしまう子は、よほど時間のやりくりが上手で無い限りは
ピアノを続けることが出来ませんでした。

ピアノと平行して習い事を増やす場合は、まず、その子の器用さを見極めて下さい。

やはり、毎週行くだけでマスター出来るものでは無いので、毎日練習する時間の確保が第一優先です。



私の母は、勉強についてはほぼノータッチでしたが、ピアノを毎日弾くことについては、かなりうるさく言いました。
自分も音楽をやっていたので、毎日練習することの大切さを知っていたからです。


私自身、毎日の練習が面倒になって、サボりそうな時もありましたが(練習したよ、とウソをついた時もありました💦)、結局ずっと弾き続けていられたのは、母のおかげだと思っています。


もちろん、小さい時なら、たとえ1週間に一度のレッスンだけでも、ある程度までは少しづつ上達はしていきます。


でも、そのうち行き詰まりますので、練習の習慣が無ければ『ある程度』以上にはなれません。


小さい時には、親御さんの協力も得て、毎日の練習を習慣化させていきます。

練習したことで、弾ける喜びが生まれれば、ピアノを弾くことが好きになります。


色々な曲をCDなどで聴かせてあげるのも、すごく良いことだと思います。

弾きたい曲があると、それだけでもモチベーションが違ってきますからね。



ピアノでも何でも

能力を伸ばすコツは、練習したり頑張ったことで上達する体験を重ねることです。




最後までお読みいただき、有難うございます‼