凸凹兄妹の母のブログ

生活の事、子育てや教育の取り組みとその結果、感じたことなど綴っています。

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

日本の子供達の学力レベルは?(1部訂正3/5)

にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ
にほんブログ村 受験ブログへ
ポチッとすると、元気になります♪
 

こんばんは😌




夫が👇の本を借りてきたので読んでみました。
大学はどこまで「公平」であるべきか-一発試験依存の罪 (中公新書ラクレ)

ちなみに夫は、図書館の新刊をジャンル問わず予約しまくる人。
(自分が読みたい本を選ぶ感じでも無く。。。)


我が家の子供達も大学受験まで繋がるのかは分からないですけど
これから先のことは気になりますね。



という訳で
これを読んで感じたり思った、私のとりとめの無い話。
(追記訂正をしたら、長くなってしまいました(;'∀'))



この手の本を読んだのは初めてなので
知らないことばかりでした(聞いたことがある内容もありましたが)。


自分なりに調べたことと
勝手な解釈も入ってます。


補足・修正大歓迎です🎵




一発試験は『公平か』
って
難しい問題ですよね。


そもそも、この本で言うのは、大学入試改革での試験のやり方や、その有り方についての『公平性』についてです。



海外では、エリート校ほど
面接を大事にするとか。




都立中受検を終えた我が家としては
ちょっと反れますが、大学の前の受験についても考えました。


『内申点』が入る、都立中・都立高・(私立高推薦)なんかが『公平』かって言われると

やっぱり内申は先生の主観も入るので
『公平じゃない』とも考えられたり。



まぁ、私としては内申に関して
よほど癖の強い先生で無い限り
担任の先生が一番子供を良く見ている
と言う信頼は持っています。
特にうちは、小学校で5,6年の2年間、担任をしていただいたので。

受検を経験してみて、経験値の高い先生は
ある程度都立中向きの生徒の性質をご存知なんじゃないかと思った次第です。
(学力以外の面で)


中学となると、専科の先生が増えるので
小学校とはまた違った視点になるんでしょうね。
『内申を取るための学校生活』なんて、なかなかイヤらしい感じもしますが
都立高校を目指すなら、ある程度は必要なんですよね。
(自然にふるまって評価される質なら、良いのですが)






塾の先生なんかは
特に都立高校の受験は
『内申』があるから、学力のある子が通りにくい
なんて言いますし。


だから、実力で掴み取れる、私立をオススメしたいのかもな。



でも、この『実力』も、塾や様々な体験や教材で培われるものなら
『経済力』というフィルターも入るし


もう、受験自体『公平』かって
どこまで言っても『不公平』でしか無いのかも。

と。


この本で
海外の事例を沢山上げていて
それと、日本の教育との比較をしているけど


結局大学の世界ランキングも
どれだけお金集中して、教育者と学生の質を上げるかにかかっていて


『平等』を重んじる、日本では
大学ごとにそこまで研究費に差を付けられないところからも
大学ランキングを上げるのが
なかなか難しい状況のようです。

逆にランキング上位に入る大学の多い国は
教育格差も大きいとか。




教育には、国を上げてお金をかけて取り組まないと、結果が出ない、と言うことですね。




日本の教育
小中学生の学力ランクは、世界的には高い所に位置しているようです。

coeteco.jp
(2018年の調査で、読解力は下がって、ニュースになってましたけど。。)

それでも
日本の普通の小学生が、アメリカの小学生に行けば
トップクラスなんだとか。


前話した、知り合いの子も
kekosmile.hatenablog.com

もしかしたら、海外で花開く子なのかも知れません。





これは、
日本の『平等主義』の功績なのでしょうね。


普通の小中学生がこうなら、中学受験で勉強してきた子供達は
世界的には、学力はトップオブザトップ
と言うことなのでしょうね。


そもそも、PISA や TIMSSで高ランクの国では
子供にかける教育費が高い
と言う話も聞きます。
結局『早期教育』の成果が出ている、とも言えるのか。


どちらにしても、日本の公立の小学校の教育は
全てをマスターすれば
一定以上の学力を持てる
と言うことです。


ただ
日本の子供達は
特にトップクラスの学校(大学)には
過酷な入試があって、沢山勉強するけど

大学に入ってしまえば、卒業は何とか出来てしまうので
そもそも、大学ランキング上位に入る大学とは
卒業の大変さが違うことで
日本の大学生の学力ランキングは、それほど上には来ない
とか




海外の大学は、入るよりも、進級したり卒業したりの方が大変と言うことですから。


そう、アメリカの子供の学力と大学ランキングの差は

この『大学に入るまでは比較的楽(学力の足切りはありますが)』なため、そこまでの学習に重きを置いていないこと。

大学を卒業するのが容易で無いため、学生は大学入学後に猛勉強するし
大学院で、厳しい競争にさらされて、ようやく世界随一の学問水準が維持されるのだと。

海外と日本の入試の違いについては👇も参考になりました。
hensachiterrace.com




日本では、
大学受験までで燃え尽きちゃう子もいますね。


私が学生の時にバイト先であった東大生は、全然学校に行ってなかったし、燃え尽きてましたね。。




近年の世界大学ランキング(2019-2021)としては
東大が42位➡36位➡36位
京大が65位➡65位➡54位
と推移しているようです。

f:id:keikoto1:20210305105654p:plain
2013-2019の東大・京大のランキング推移

100位以内にランクインしている学校は、2大学です。

 【補足】
世界大学ランキングとしては、特に有名なものとして
①クアクアレリ・シモンズ社(Quacquarelli Symonds :QS)が毎年9月に公表しているQS世界大学ランキング
②タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE:Times Higher Education)が毎年発表しているTHE世界大学ランキング」
の二つのランキングが挙げられる。
そうです。

上記は②の推移になります。


一昨日、投稿した順位は、上記二つが混ざってしまっていたので
訂正させて頂きますね。

それぞれのランキングの違いに関しては👇が参考になるかなと思います。
【徹底比較】3大世界大学ランキング【どれが一番信頼できる?】 | マナトク






小学校・中学校・大学と
教育の重視する内容も
私の子供時代とは変わっています。

小中学生の学習については
PISAなどを参考に、教育改革などを進めているというのもあります。


2018年の調査結果から

日本では特にICT(情報通信技術)で学ぶ授業が公立の学校では少ないため
デジタルの読解力が不足しているそうです。
「多様な経路から来るデジタル情報を理解できない」
デジタルテキストから、必要な情報を探す、また、その質と信ぴょう性を評価することに慣れていない
と言うことです。

※ちなみに、学校外でにデジタル機器使用は、他国同レベルですが

◉他国と比較して、ネット上でのチャットやゲーム(1人用ゲーム・多人数オンラインゲーム)を利用する
頻度の高い生徒の割合が高く、かつその増加の程度が著しい。
「毎日」「ほぼ毎日」利用すると回答した生徒の割合の増加の程度(2012年調査との比較)
・「ネット上でチャットをする」:日本60.5ポイント増、OECD平均15.4ポイント増
・「1人用ゲームで遊ぶ」:日本21.3ポイント増、OECD平均7.1ポイント増
・「多人数オンラインゲームで遊ぶ」:日本19.4ポイント増、OECD平均7.9ポイント増
◉コンピュータを使って宿題をする頻度がOECD加盟国中最下位。

☝のような特徴があるそうです。

コロナ期の今、ネット上のチャットやゲームを使用する割合は、より増えていることでしょう。



また、自分の考えを述べる力も足りない、と言われているため
学校で、論文などを書かせる授業もこれから増えて行きそうです。


考えて書く力を付けるなら👇
子どもの未来は「国語力」で決まる!
無料体験キットプレゼント中!

Z会の専科の『作文』は、小5,6年生(¥2805~)~中1,2年(¥2465~)
作文対策もZ会




中高一貫の学校だと、受験までの時間が長くなる分、自分の将来を見つめるような授業にも時間が取れるのかも知れませんね。
ただ、その授業や取り組みがいかに響くかは本人次第でもあります。

中学・高校・大学と短いスパンで受験が来ると、将来を考える時間や機会も少なくなりそう。
ですので、これから先の息子の目標としては、いかに将来に目を向けることが出来るか、です。



トップ大学で無くても
どこに行っても
本人の『意志(やりたい気持ち)』があることで
前に進むことが出来るのかもな。






日本の大学の世界ランキングが今より上がる頃には
もっともっと学生の数が減ってる
なんてこともありそうだな
と思います。

その代わり大学も海外なみに手厚い教育になる?



そんな色々を考えてみましたけど


今のところ、霞んで見えない世界です。


そもそも、息子は学力を極める世界に行くのかも分かりません。

ただ
私の時代よりも
定員も減るし
大学の門が狭くなっていそうだな
と思っています。。。
(逆に、出るのが大変になっていたりして?そしたら、学費が今よりかかるよね~😱)




今日も最後までお読み頂き、有難うございます‼


我が家の本棚まとめページ👇
kekosmile.hatenablog.com